去る、2022年5月25日(水)に幕張メッセで開催された建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)へ弊社の代表の榊原・三瓶・澤村の3名で参加をしてきました。
新型コロナウィルスの制限はありませんが、マスク着用とアルコール消毒が基本です。
今回も前回同様、これから産業用ドローンが活躍できそうなところはないかをチェックも兼ねての参加です。

前回の開催と今回の開催を見て技術の進歩を確認

ドローンの将来について考えてみた

ドローンで事業展開をしていく上で、何が必要なのかを考えます。
空撮の操縦テクニックはドローンの機能と性能が上がることでどんどんアップしていくでしょう。
また、ドローン(無人航空機)に関する法律は今後も規制は厳しくなっていくことが過去の例からも想定されます。
例えば車でさえ、普通免許での運転できる車重制限や、酒気帯びの数値なども運転免許証が一般化しても規制は厳しくなります。
また、有人地帯をドローンが上空を飛行するとなるとより厳しい規制が必要でしょう。
また、規制が厳しくなるということは、ドローンを産業で活かすチャンスでもあると捉えて参加してきました。

土木現場での人員の削減

大型重機を現場で操作するのではなく、オフィスで操作する時代がもうすぐきます。
例えば大手町のオフィスに大型重機を操る人が出勤します。
10:00~宮崎県の大型重機を操縦
13:00~北海道の大型重機を操縦
テレワークならぬオフィスでエアコンの効いた部屋で遠隔操作をすることができます。酷暑の中外で作業をしなくてもよい時代がすぐそこに来ています。

DJIの代理店にお邪魔してきました

いつもお世話になっておりますSEKIDOさんにお邪魔します。
SEKIDOさんにはMatrice30T(M30T)が展示されてました。
ドローンは産業機を中心に展示紹介され、水中ドローンも展示されてました。

弊社がドローン事業で目指すもの

①測量(土地家屋調査)
弊社では測量士補の資格取得を推奨しています。ドローンで仮測量サービスをする際に測量の基本を理解する為です。
親会社のRER Agencyは不動産会社です。不動産売買とドローンの相性は非常によく、仮測量サービスから赤外線カメラを使用した建物点検サービスまで実施しております。
②点検(建物・太陽光パネル)
何かと問題となっている太陽光パネルですが、弊社では大型発電所ではオートパイロットで飛行し、SFMソフトで解析することで現場調査時間と解析の手間を減らしています。
③空撮(物件撮影他)
ドローンの一番ポピュラーな使い方が空撮でしょう。弊社でもドラマの撮影やMVの撮影などを実施しています。
弊社はドローンを活用した技術的な部分を業務とするのが目的で、テレビ等のお仕事は宣伝という側面が大きいです。
スタッフが一番やりたがる仕事が空撮ですね。

直近で進む道と総括

まず、赤外線カメラでの点検データの解析や太陽光パネル発電所の手間をかけないパネルのサーマル点検の実証実験とマニュアル作り。
また、弊社で測量スタッフの育成。不動産事業とドローン事業との融合を目指します。
今回の生産性向上展からさらにドローンでの測量技術の変化などを学びました。

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
テレビ東京系列・駐在刑事season3(寺島進さん主演)のドラマ・ドローンシーンを担当
TBS・日曜劇場 DCUの最終回の一部ドローンシーンを担当