RER Agencyの賃貸管理物件(募集物件)の物件撮影とオルソ画像の為の撮影を行ってきました。

撮影の背景

賃貸のオーナー様から、駅から近い物件を購入したので、RER Agencyに管理と入居者募集をしたいとお話をいただき弊社にて広告プロモーションの一環としてドローンでの撮影と、オルソ画像作成のための測量用の撮影を行いました。

事前準備

一度管理のご相談をいただいておりましたので、周辺の確認はすでに済んでおります。ただ、東武スカイツリーラインの急行停車駅でもありますので、駅前ロータリー及び本物件周辺は通行量は多めです。
安全第一に飛行はもちろん、今回は敷地内からの離発着及び操縦ですが、越谷警察署へ事前に電話連絡をします。(事前通報)

今回の撮影はどうするのか?

ドローンの使用機体はMAVIC3です。測量用のphantom4RTKは使用しません。正確な数値は必要がないためです。
ただ、MAVIC3はラップ率等を計算した飛行アプリは純正ではない為、操縦している感覚(パイロットの感覚)で実施します。

ドローン離陸と撮影

安全確認を実施したらドローンを離陸させて撮影を行います。

飛行と撮影が終了したら速やかにPIX4Dでオルソ画像を作成

今回は手動での撮影ですが、日頃建物点検等でラップ率等を考えながら飛行・撮影をしていますが、解析をするまでは不安です。
オルソ画像を作成するのはSFMソフトのPIX4Dですが、ほかのソフトやフリーソフトでも可能です。

確認するとGPSの不安定さもありますが、解析には問題なさそうですね。

サイドラップ・オーバーラップ共にデータを見ると問題なさそうです。
周辺に高い建物が多かったのでギリギリでの撮影です。

今回の撮影の反省はバルコニーの下をカメラジンバルの角度を変更して撮影すればもう少しきれいに撮影できたと思われます。
撮影するたびに毎回反省をして、次の撮影に活かしております。

オルソ画像が完成しました。上空から撮影すると建物が外側に倒れるように映りますが、オルソ画像はそれを補正します。
この写真でわかることは道路側の駐車場に3台と奥に車が2台駐車できることがわかります。

写真を上空から撮影して、SFMソフトを利用すると物件を360度回転させることができ、色々な角度から確認することができます。
上記の写真は正面を上空からわかりやすく撮影をしています。
このあと、Adobeのpremiereを使用して物件動画を作成しました。

外壁を点検する場合とオルソモザイクではどのように撮影を変えているのか?

外壁点検は地上での撮影を立体的に撮影しています。どちらかと言うと外壁よりは地面を撮影している方が安全確認の数が少ない分飛行はしやすいです。
最近、外壁のオルソ画像についてご質問をいただきます。
是非、「RERちゃんねる」に動画を載せていますのでご覧ください。もちろん、弊社ホームページhttps://rer-dronepilot.com/info/news83/若しくは、https://rer-dronepilot.com/info/news79/ もご覧ください。

 

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
現在は、ドローン導入企業のコンサルタント等を行っています。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
テレビ東京系列・駐在刑事season3(寺島進さん主演)のドラマ・ドローンシーンを担当
TBS・日曜劇場 DCUの最終回の一部ドローンシーンを担当