ソーラー発電所の点検依頼を頂いたので赤外線のサーマル映像で3Dマッピング化してみました。
場所は群馬県安中市原市の小規模なソーラー発電所
最近発電量が低下しているようなので調べてほしいとのことでした。
設置した業者に確認したら、ソーラーパネルの点検や清掃は必要ないと言われたそうです。
設置した業者さんは設置したら放置なのでしょうか?点検は義務だったような気がしましたが・・・
ご自宅の屋根でも点検は必要になります。
足場を掛けて点検すると費用が高くなるので、パネルの点検は赤外線サーマルカメラを搭載したドローンなどが有効活用できます。
また自宅の屋根や小さい規模の点検でしたらMAVIC2enterprisedualで充分かと思われます。
実際弊社のお客様はこちらの機体で対応する事が多いです。理由は安価でもあり、赤外線の感度がある程度のもので充分だからです。
バッテリーの持ちなどからMatrice300RTK+H20T(DJI製カメラで高性能)を使用します。
今回は実証実験も兼ねているのでMatrice300RTK+H20Tを使用します。

電線が近くにあり高さ15m以上にしないと危険なエリアでした。今回は【G.T.RDRONE】統括パイロットである筆者が操縦をします。
実際はオートパイロットなので異常がないか目視で確認です。
赤外線パネルを点群でつなぐことができるのか?特徴点をつなげることができるのか???


点群が抜けているところが多いですが、解析前の写真データもしっかり残っているので、撮影場所がわからなくなったときに場所を特定するのが簡単になります。

こちらも赤外線サーマルカメラと同じように点群データに使用した生の写真データを確認できます。

サーマルデータの3D化については今後も検証して実用化できるようにします。

 

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
プロドローンショップ「GS RTA」と2020年11月に業務提携をし、共同イベントを実施した。