段々、ドローンが飛行させやすい時期がやってきましたね。
広告代理店さんから次のようなお話を頂きました。「ドローンで眺望の撮影の依頼をしました。広告チラシにしてそのまま掲載したのですが、広告とだいぶ違うと購入者から指摘がありました。」
ちなみに使用した機体はDJI製のinspire2とのことでした。

ドローンの高度計を信じすぎたのが原因

ドローンについている気圧計等で高度を測定しています。RTKを接続してFIXして飛行していれば誤差は起きにくいですが、ドローン本体だけで高度を判断するのは正しい撮影方法とは言えないですね。マンションは眺望を購入する方も多いので、しっかりと誤差をなるべく少なく撮影する必要があるでしょう。ドローンの高度を地上高から計算と測定することが大切です。

RER drone pilotでは多くの実績があります

実は、弊社もドローンの飛行高度(プロポに表示される高度)と実際の飛行高度が合致しないケースがあることに気づきました。広告代理店さんからのご依頼です、また先には不動産デベロッパーがいます。皆様が後悔しない為の撮影を心がけなければなりません。
カメラの設定が自動でよい場合はphantom4RTKを使用します。高度にブレが少ないので、RTKを接続して使用します。Matrice300RTKを使用するときもあります。

RTKが使えない機種の場合の対処方法

MAVIC3の場合を例に講習会を開催した時の写真をご覧ください。

ドローンのプロポに表示される高度と、レーザー測量機の高度の誤差を確認します。このレーザー測量機は150mまで距離が測れます。
誤差を確認しながら撮影をするので、高度の誤差がほぼなく撮影できます。

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
現在は、ドローン導入企業のコンサルタント等を行っています。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
テレビ東京系列・駐在刑事season3(寺島進さん主演)のドラマ・ドローンシーンを担当
TBS・日曜劇場 DCUの最終回の一部ドローンシーンを担当