弊社の親会社の新築戸建て(仲介物件)の撮影に久々に行ってきました。

撮影の背景

売買仲介の担当者から、他社との差別化をしたいと担当者から話があり撮影してきました。

事前準備

事前に周辺のお宅にドローンが飛行する旨の手紙を入れさせていただきました。また、平塚駅から少し離れておりますので、高い建物もありません。
国土交通省の無人航空機共有システム「DIPS2.0」に飛行計画を入力します。入力完了後に、所轄警察署へ電話連絡をします。
今回は、飛行許可証の番号とパイロットの名前と電話番号の確認だけでした。
また、ドローンのファームウェアの確認と各箇所の点検を行い準備完了です。
今回は民有地から離陸して民有地に着陸、補助者は公道に出ますが、警察とお話したところ、今回は道路使用はいらないとの見解をいただきます。(各所轄警察によって判断が違うのでご注意ください)
飛行当日には、天気図の確認と風の予想など細かくチェックをします。

現場

ドローンを飛行するための準備に入ります。
今回飛行するドローンはDJI製のMAVIC3です。

プロペラ等の点検とドローンとプロポの接続を確認したら、周囲の安全を確認して離陸させます。
この日の気温は18度 離陸時風速2~3m 天気予報によると、お昼から風速5m近くになる模様。
早めに撮影を開始します。
今回はミニ開発の区画全体の遠景の撮影と、上空からの雰囲気が伝わるように撮影をします。

また、TikTok用の動画も撮影をします。不動産の購入を検討している人に伝わることを第一に撮影します。
上空は風が強くドローンが風に流されることもありますが、最近のドローンは性能がよく、機体のコントロールは安定しています。

撮影が終わったらドローンを戻す

静止画だけでなく、動画も撮影も終わりました。

本日は周囲に離陸・着陸を妨害する物がなく、風が穏やかでしたら、最高の飛行環境でした。
冬は寒く、指が動きにくくなるので、ドローンの飛行を控えますが、気温が暖かくなってくると、物件撮影も活発に行います。
このまま、少し飛行して周辺の風景を撮影しようとも考えましたが、これからの作業を考えると早めに帰社することにします。

最近は不動産屋さんのお仕事でもドローンを多く使うことが増えました。国家資格になったドローンの世界、不動産とドローンの融合をこれからも目指します。

 

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
現在は、ドローン導入企業のコンサルタント等を行っています。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
テレビ東京系列・駐在刑事season3(寺島進さん主演)のドラマ・ドローンシーンを担当
TBS・日曜劇場 DCUの最終回の一部ドローンシーンを担当