ライセンス制度とは

有人地帯で飛行させる場合に今後必要となる資格です。
①一等資格
人口集中地区(DID地区)で目視外飛行となる場合、飛行経路上に第三者の立ち入り管理できない場合に必要になります。
②二等資格
人口集中地区(DID地区)で目視外飛行となる場合、飛行経路上に第三者の立ち入り管理できる場合に必要になります。
DID地区外などではいまのところ資格は必要ないです。
※「立ち入り管理」とは、ドローンが墜落等の予期せぬ場合に備えて、補助者や看板などを設置して飛行経路に立ち入り制限をすることです。

現行制度ではどこまで飛行ができる???

①目視内での手動操縦飛行
②目視内での自動飛行
③無人地帯における補助者なしでの目視外飛行

現在は一等資格に該当する人口集中地区(DID地区)で目視しないで補助者等なしでの飛行は認められていません。
今後ドローン等で貨物輸送を考えると一等資格が必要になります。

いつからライセンス制度がはじまるの???

2022年12月からドローンのライセンス制度が始まる予定です。
概要は2022年の7月に発表される予定です。

なぜ、国家資格になるのか???

今までドローンに関する民間資格や規制を定めた法律は存在していました。操縦する人(パイロット)に関するライセンス制度は導入されていませんでした。
ドローンをより産業用と発展するために、新たに法整備がされます。

操縦者への影響は???

免許制に移行することで、法律や制限の範囲で今までは自由に飛行できていました。飛行するパターンによっては免許が必要となる場合があります。
また、身体検査や免許停止等も仕組上あり得ます。
ただ、国家資格としてスキルの証明になるというメリットもあります。

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
テレビ東京系列・駐在刑事season3(寺島進さん主演)のドラマ・ドローンシーンを担当
TBS・日曜劇場 DCUの最終回の一部ドローンシーンを担当