前回のブログ、「不動産屋さん向けドローンについて」を公開したところ、同業他社さんからドローン測量について質問が来ましたので、ブログで情報共有します。
プロポの画面が小さすぎて大変では??
iPhone12と画面の大きさが変わらず、指が大きい男性では操作しにくいです。
過去の写真をご覧いただくとわかりますが、本当にやりにくいし、エリアも大きく飛行させることになります。
現場で調整するのも大変ですし、時間も無駄にかかることが多かったです。
「TS(トータルステーション)とドローン測量の誤差を検証」の中でDJI terraを使用して準備をしていることを記載させていただいております。
そうです、PCとプロポをつないで飛行させることができるのです。
PCとプロポを接続すると
筆者もPCとプロポを接続して事前準備をして現地で飛行させることが多いです。
現場で若干の調整が必要な場合もありますがほとんど調整することなく飛行させることが多いです。
イメージとしては写真のようになります。
ここで注意が必要なのは、オフラインの場合は設定したPCを現地にもっていくことが必要になります。
今回自宅で設定して現場で調整することなく飛行飛行することができました。
その時の動画が下記になります。
また、PCの画面にドローンの飛行位置を表示して、プロポの画面で写真撮影の模様を常に確認することができます。
現地に椅子と机を置いてのんびり目視しながら飛行させることができます。
飛行中はどうなっているのか??
実際のDJIterraの画面がこちらになります。
プロポで確認するより数段楽でした。
この動画を見てお気づきの方もいらっしゃるかともいますが、飛行高度が70mになっています。
phantom4RTKの測量時も本来の飛行高度は35mが基本です。
なぜそのような飛行をしたのでしょうか?
次回の記事は35mで飛行させた時と70mで飛行させた時の測量差について
7月14日に行なった実証実験について記事を書きます。
70mの高さは大体20階くらいの高さの建物です。
80mの高さ(25階くらい)まで大丈夫な測量用カメラ(Matrice300RTK用)も販売されていますが、phantom4RTKでどこまでいけるか???
PIX4Dの解析動画と一緒にご説明いたします。
記事を書いている日は実は一緒なんですけどね。。。。
| 取材者の紹介
三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社
取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
プロドローンショップ「GS RTA」と2020年11月に業務提携をし、共同イベントを実施した。