RER drone Pilot株式会社にてRERの賃貸管理物件の屋根点検を実施してきました。
本物件は雨漏りが発生してるわけではありません。
実施日は2021年5月3日です。
先に群馬県の太陽光発電所のパネル点検をした後に現地調査へ入りました。
今回は完全な住宅地です。電線もものすごいことになっており、道路幅員は4m。
産業用プロドローンパイロットとして一番テクニックと心構えが試される場所になります。

今回は【G.T.RDRONE】の統括パイロットでもあり、指導要綱や教育課程を作成している筆者が飛行させます。
当初は田頭リーダーに飛行していただこうと考えましたが、「メンタル的に無理」とのことでした。
飛行させる機体はもちろんMatrice300RTKです。
電線を潜り抜けながら可視光(普通の映像)を見つつ機体の動きも把握しながら操縦をします。
ここは産業用プロドローンパイロットとして平常心で飛行をさせます。

可視光映像を確認するだけで屋根の傷み具合が一目瞭然です。
H20Tというカメラを使用していますが、可視光と同時に赤外線カメラ映像も撮影できておりますが・・・
ここではハプニングが起きます。物件調査前に太陽光パネルの点検に行っていたので赤外線カメラの温度レンジ調整をオートにせず固定にしていました。

これでは、何が何だかわかりません。でもご安心ください。
解析ソフトに入れるとちゃんと温度分布が色でわかるようになっております。

一部温度が低く出ている箇所がありますが、今回は可視光での調査の為細かくは解析はしていません。
可視光の画像を見る限り、早めのメンテナンスが必要だとわかります。

ドローンで屋根点検をすることにより、建物の寿命を延ばすことができます。
RER drone Pilot株式会社では、熟練のパイロットがしっかりと操縦して異常個所を発見します。

 

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
プロドローンショップ「GS RTA」と2020年11月に業務提携をし、共同イベントを実施した。