前回の記事はこちらになります。

前回記事から1週間、2月14日に千葉県山武市でドローンでの床下点検の実証実験2回目をRER drone pilotが所属する【G.T.RDRONE】のパイロットメンバーで実施てきました。

今回は床下点検の実証実験だけでなく、航空測量板を置いたドローンによる仮測量の訓練と赤外線カメラを使用した建物点検方法についての訓練も同時に実施してきました。

今回のカリキュラムは次の通りです。

①phantom4RTKを基地局を立て測量飛行の実施。(RTK接続・仮想基準点の接続・飛行エリアの選定)

②Matrice300RTKにH20Tを搭載したドローンの組み立て撤収・赤外線カメラを使用した場合の一般戸建ての雨漏り点検撮影方法

③マイクロドローンを使用した床下点検の実証実験になります。

①仮測量

今回は、田頭リーダーと梅原麻妃パイロット二人への研修です。先日のSEKIDOさんでの講習を受講しましたがアウトプットが学習の基本です。

まずは、統括パイロットの三瓶がお手本をお見せします。しかし、仮想基準点との接続はファームウェアをアップデートしてもつながりがよくありません。

ここは古典的な電源再起動で接続させ、エリアを指定して統括パイロットとしてのお手本を皆様にお見せします。

続いて田頭リーダーです。基準点との接続はできていますので、飛行エリアの指定やオートパイロット・監視飛行などを学びます。

続いて梅原パイロットです。

飛行エリアの設定などは問題なく実施できました。次回は機材の取り出し、測量版の設置やD-RTK2の設営から飛行実施までを行う予定です。

また、赤外線カメラを使用した屋根点検方法については今回は割愛させていただきます。記事掲載等のご希望がありましたら、研修会などを開催してご紹介させていただきます。

研修会の後は実証実験です。

 

解体予定の建物で床下点検スタートです。

機体を前回使用した65サイズからワンサイズアップして75サイズにし、照明の位置やモーターの選定からベータフライトの設定まで徹底的に変更しました。

最大の課題でした飛行時間も安全マージンを考えて2分とし、期間時間を1分以上確保できるようにしました。

照明のコネクタ位置を田頭リーダーが変更を提案。離陸時に前に出てしまう問題点をバッテリーの位置を統括パイロットである三瓶が完全に決めます。これによりより安定し、ドローンパイロットのテクニックに頼ることが少ない安定飛行ができるようになります。(最後はパイロットのテクニックが重要です)

統括パイロットの三瓶は自宅のダイニングチェアを使用して訓練をしました。

実際は砂ぼこりもがひどく、ドローン自体の風にあおられる状況です。なので、できるだけ細かいテクニックをしっかりと練習します。

実証実験スタートしました。

そして、今回の実証実験で撮影された動画から写真に切り出しをしました。

 

写真でもわかるように砂がかなり舞います。

今後は基礎の隙間を通り抜けた飛行を実証実験する予定です。一般的に床下がこのように砂がまかれていることはなく、かなり状況がよくないところで実証実験を行っています。

床の開口部が右上に写っています。解体予定の物件なので床下の断熱材が落ちかかています。これだけ砂が舞う物件なので床下はかなり乾燥しており、白蟻が現在いる可能性は低いと考えられます。

ドローンの風に吹き返されて飛行はかなり難しくなりますが、練習の成果をしっかりと出すために、わきの下にびっしょりと汗をかいて飛行させました。

次回の実証実験は3月を予定しております。

今回は、内装リフォーム業の榎本様に実証実験にお立会いをいただき、ビデオカメラ担当までしていただき誠にありがとうございました。

次回の実証実験は平日を予定しております。

 

 | 取材者の紹介

三瓶 晃幹
RER Agency株式会社 代表取締役
RER drone pilot株式会社

取締役自身が代表を務めるRER Agency株式会社で、不動産事業とドローン事業の融合を目指している。
RER Agencyでは宅地建物取引業及び・賃貸住宅管理業者・住宅宿泊管理業者の登録を行っている。
ドローンに赤外線カメラを使用した建物調査の独自手法で雨漏りや建物の不具合箇所発見している。
不動産業界では仮測量・建物調査・空撮などでドローンを最大限に使用している。
自身の人脈を活かし大手賃貸管理会社とも建物調査で業務提携。
プロドローンショップ「GS RTA」と2020年11月に業務提携をし、共同イベントを実施した。